スタッフ 難波です。私の予想はどうなったでしょう?
ついに迎えた大会最終日、今年の男子ツアーのフィナーレの舞台に登場したのはロジャー・フェデラーとジョー-ウィルフリード・ツォンガの2人でした。
2002年以来となるグランドスラム無冠のシーズンとなったフェデラーですが、今大会では「今が最強」と言っても過言ではないパフォーマンスで並み居る強豪を打ち破り、ただ一人の全勝で決勝まで勝ち進んできた。私も今期前半から中盤を見て、フェデラーもそろそろ厳しいのかなと思いましたが、終盤のフェデラーは全盛期の強さを彷彿させるような強さでした。
対するツォンガは、今大会初戦となったフェデラーにはフルセットで敗れたものの、その後はラファエル・ナダル、マーディ・フィッシュに連勝。準決勝ではグループAトップのトマス・ベルディフを撃破、フランス勢として史上初となるツアーファイナル制覇に王手をかけた。
今季8度目となるフェデラーとツォンガの対決、第1セットを今大会での好調ぶりをそのままコートに持ち込んだフェデラーが先取すると、第2セットでもリードを奪う。しかし、ここでツォンガの強打が爆発。土壇場でブレークバックに成功すると、そのままセットオールとなり、勝敗の行方はファイナルセットに持ち込まれる。このような展開は前回も見たような気がしますが、ふっきれたようなツョンガが当たりだしたら、ほんと止められないですよね。
さらなる激戦が期待されたファイナルセットでしたが、追いつかれてもペースを失わなかったフェデラーが再び圧倒的なパフォーマンスでツォンガを突き放すと、最後はフォアボレーを一閃。その瞬間、フェデラーは自身通算100度目の決勝で、キャリア通算70勝、そして史上最多となる6度目のツアーファイナル制覇を成し遂げた。
来年のフェデラーはこの調子を維持し、再びNo1の座に戻ると思います。
錦織にはまずはトップ10入りを目指して戦ってほしいです。
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