スタッフ難波です。
おとといから注目していたスイスインドアシングルス準決勝で、錦織選手が第1シードのジョコビッチと対戦。
昨年の全仏オープン以来の対戦となる両者、第1セットはジョコビッチが世界ランク1位の実力を見せつけるようなプレーを展開し、1-1から4ゲームを連取する。対する錦織選手は第7ゲームでブレークバックに成功したものの、続く第8ゲームでジョコビッチに3度目のブレークを許し、セットダウンとされてしまい、あまり錦織選手の持ち味がでず、第1セットをとられてしまいました。
続く第2セットは、ジョコビッチのサーブでゲームが始まり、第3ゲームで15-40とブレークチャンスを握った錦織選手でしたが、ここはジョコビッチがキープに成功。しかし錦織選手は、第5ゲームでブレークに成功すると、ゲームカウント3-2とリードを奪う。
このまま第2セットを奪いたい錦織選手でしたが、第8ゲームでジョコビッチにブレークバックを許すと、このセットはタイブレークに突入する。ひやひやされられましたが錦織選手は、このタイブレークを見事
制し第2セットを奪いました。
接戦が予想された第3セットでしたが、錦織選手が一気に6ゲームを連取してジョコビッチを圧倒、2-6, 7-6 (7-4), 6-0の逆転で勝利、決勝に進出する大番狂わせを演出した。凄いです!!!
今シーズンのジョコビッチは、グランドスラムで3勝するなど他を圧倒する成績を残しており、試合に負けたのはわずかに3度のみ。しかも、そのうち2試合は途中棄権であり、敗戦を喫していたのは全仏オープン準決勝での対フェデラー戦のみであった。
来週発表される世界ランキングで、自己最高記録の更新を確実としている錦織選手は「信じられません。第2セットからプレーが良くなり、リズムに乗り始めました。」と試合を振り返っている。この調子を維持できると来年はトップ10入りも夢ではないですね。男子テニス界に革命がおきますね!!!
一方、今シーズン4敗目を喫したジョコビッチは「彼は徐々にボールを返し始め、全てのショットで気が抜けませんでした。彼の方が良いプレーでしたし、こちらはチャンスを生かせませんでした。第3セットについては、言うべきことはありません。」と、敗戦についてコメントを残している。
決勝では、以前ヒッティングパートナーをしたことがあるフェデラーと対戦。お互いが互いの持ち味や
ショットをしっているので、接戦になると思いますが、安定性に関しては、フェデラーの方が、少し上手、
しかし、ジョコビッチ戦の、第2セットのような調子がでれば、勝利する可能性も充分あると思います。
皆さん応援しましょう。
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