ヨネックスバドミントンラケットの剣先キャップ(グリップとシャフトのつなぎ目)
のところから「カチカチ」と音がして気になることありませんか?
ラケットを振ったときにするわずかな音で気にならない方も多いと思いますが、
どうしても気になる方のために私がやっている修理方法をご紹介します。
ただし、どなたにでも薦められるものではありませんので、
試される場合はあくまでも自己責任で。
今回はボルトリック80でやってみます。
まずはグリップテープをはがして剣先キャップ をむき出しにします。
この状態でシャフトをしならせるとキャップとグリップ本体、またはシャフトが
ずれて音がしていることが確認できます。
キャップは接着剤で固定されていますのでグリップとキャップの間に目打ちなどを
差し込み、慎重に浮かせていきます。
ある程度浮いたらプライヤーなどではさんで少しひねりながらシャフト側に引き抜きます。
無事にはずれました。
木製のグリップの表面に接着剤の跡が見えますが、弾力性のある接着剤が
全体の3分の1くらいに塗られています。
シャフトがしなったときにずれやすいようにあえてこのような接着をしているのか?
ただそのずれが音の原因になっているので、古い接着剤を取り除いた後シャフトの
根元から全体に接着剤を塗りなおします。
乾いた後も弾力性のある接着剤を使用しました。
後はキャップを元に戻して接着剤が固まれば完成です。
この方法で不快な音はなくなりますが、上記のとおりそれまで動いていた部分を完全に
固定しますので若干打球感が変わる可能性があります。また剣先キャップの変形や傷
悪くすると破損も考えられますし、メーカーの保障期間内であれば改造とみなされて
保障が受けられないこともありますので、自己責任でお願いします。
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