また変なラケットを倉庫から引っ張り出してきました。
プロケネックスキネティックXLです。
画期的なキネティックシステム搭載・・・
と言ってもほとんどの方にはわからないでしょうが、フレームの全周に
小さなケースに入った砂粒のような玉がいっぱい仕込まれています。
打球時に玉が動いてボールを打球方向に押し、パワーを発揮して
さらに振動も吸収するというもので確かに今までに無い打球感で悪くは
無かったのですが・・・
振るとシャカシャカと音がするのです。気になる方は凄く気になると思います。
また、使っているうちにだんだんグリップのほうに集まってくるのです。
おそらくケースからこぼれ出たものが落ちてくるのではと思うのですが、
エンドキャップをはずすとこんな状態です。
しかしこの砂粒のようなものは、きれいな球形でころころと転がります。
そんなこんなで当店ではあまり売れなかったラケットです。
次に
ダンロップPRO500TBです。これも画期的なトーションブリッジシステム搭載
フレームの内側が極端に出っ張っています。
フレームのインパクトに合わせてこの出っ張りがたわんで大きな反発と
大きなスイートスポットが得られるというもの。
このシステムが機能していたかは打った感じでは私にはわかりません
でしたが、普通に使いやすいラケットでした。
プリンスのO3と真逆な構造でありながら、同じような効果を狙っていた
ところが面白いですね。
このラケットには若干のスペック表記がありましたので書いておきます。
フェイスサイズ100平方インチ 22ミリ厚 ストリングパターン16×19